🍲
食べ方

がっつり系ご当地うどん図鑑|武蔵野うどん・吉田のうどん・讃岐うどんの違い

最終更新: 2026-10-05 ・ ガツガツグルメ編集部 ・ 約6分で読めます

うどんは軽い食事、というイメージは土地によっては通用しません。噛みしめるほど太くてかたい麺を、肉の入った熱いつゆで食べるうどんは、ラーメンに負けないがっつり飯です。麺のかたさと食べ方に注目して、各地のうどんを整理しました。

武蔵野うどん(埼玉・東京多摩)

埼玉県西部から東京都の多摩地域にかけて食べられてきたうどんで、太くてコシが強く、やや茶色がかった麺が特徴です。冷たい麺を、豚肉とねぎの入った温かい醤油味のつけ汁につけて食べる「肉汁うどん」が代表的な食べ方。麺の量を300g・400g・500gのようにグラムで選べる店が多く、がっつり派に人気のジャンルです。

吉田のうどん(山梨)

山梨県富士吉田市の郷土料理で、とにかく太くてかたい、コシの強い麺で知られています。味噌と醤油を合わせたつゆに、茹でたキャベツと甘辛く煮た馬肉をのせるのが定番。唐辛子やごま、山椒などで作る辛い薬味「すりだね」を好みで加えます。噛んで食べるうどんなので、1杯でも満腹感があります。

讃岐うどん(香川)

つるりとしたのどごしと、弾力のあるコシが特徴です。温かいだしをかける「かけ」、濃いめのだしを少量かける「ぶっかけ」、茹でたての麺に生卵を絡める「釜玉」、茹でた麺を水で締めずに湯ごと出す「釜揚げ」など、食べ方の種類が多いのも魅力。セルフ式の店では、麺の玉数と天ぷらを自分で選んで量を調整できます。

そのほかのご当地うどん

  • ●

    伊勢うどん(三重):とてもやわらかい極太麺に、たまり醤油ベースの濃いタレを少量絡めて食べる。汁はほとんどない。

  • ●

    博多うどん(福岡):やわらかい麺とあっさりしただしが特徴。ごぼう天や丸天(魚のすり身の揚げ物)をのせるのが定番で、かしわめし(鶏の炊き込みご飯)と合わせる人も多い。

  • ●

    稲庭うどん(秋田):細くて平たい、なめらかな干しうどん。のどごしを楽しむ上品なうどん。

  • ●

    きしめん(愛知):幅の広い平たい麺。つゆがよく絡む。

  • ●

    味噌煮込みうどん(愛知):豆味噌のつゆで、かための麺を土鍋で煮込む。ご飯と一緒に食べるのが定番。

  • ●

    ひもかわ(群馬):帯のように幅の広い麺。店によっては幅が10cmを超えるものもある。

がっつり食べたいときの頼み方

  1. 1
    麺の量はグラムか玉数で確認する

    茹でたうどん1玉は200〜250g前後が一般的です。グラム表記の店では、300gで普通、400〜500gで大盛りと考えると見当がつきます。太くてかたい麺は噛む回数が増えるので、同じ重さでも満腹感が強くなります。

  2. 2
    肉と天ぷらを足す

    うどんは麺だけだとたんぱく質が少なめです。肉うどんや肉汁うどんを選ぶか、かしわ天(鶏の天ぷら)やちくわ天を足すと、食べ応えも栄養のバランスもよくなります。

  3. 3
    ご飯ものと合わせる

    いなり寿司、かしわめし、炊き込みご飯、ミニ丼など、うどん店のご飯ものはうどんに合わせた味付けです。麺を増やすより、ご飯ものを1品足すほうが飽きずに食べられます。

Q.うどんの「コシ」とは何ですか?

噛んだときに押し返してくるような弾力のことです。単にかたいのではなく、表面はなめらかで、中に弾力がある状態を指します。吉田のうどんや武蔵野うどんは、コシに加えて「かたさ」そのものも特徴です。

Q.やわらかいうどんは、茹ですぎなのですか?

いいえ。伊勢うどんや博多うどんは、やわらかさそのものが持ち味です。だしやタレがよく絡み、消化にもやさしい、別の方向のおいしさです。


※本記事はガツガツグルメ編集部が独自に作成した一般的な情報提供を目的とした読み物です。 体調や体質には個人差があります。健康・栄養に関する記述は一般的な目安であり、無理のない範囲でお楽しみください。 ご意見・誤りのご指摘はお問い合わせまでお寄せください。

あわせて読みたい

駅からデカ盛り・がっつり飯を探す

編集部が駅ごとの特徴と知っておきたい店をまとめたガイドです。デカ盛り・大盛り無料などの条件やジャンルから、Googleマップで周辺の店を探せます。