外食の塩分との付き合い方|ラーメン・うどん・定食の食塩相当量を公式値で確認する
最終更新: 2026-10-02 ・ ガツガツグルメ編集部 ・ 約7分で読めますがっつり系の外食で、カロリー以上に見落としがちなのが塩分です。ラーメンや定食は、1食で1日の目標量の半分以上の塩分を含むことも珍しくありません。外食チェーンが公表している数値を手がかりに、どんなメニューにどれくらいの塩分が含まれるのか、そして食べ方でどう減らせるのかを整理しました。
1日の目標量は「男性7.5g未満・女性6.5g未満」
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、食塩相当量の1日の目標量を成人男性7.5g未満、成人女性6.5g未満としています。一方、国民健康・栄養調査(令和5年)によると、日本人の1日の食塩摂取量の平均は9.8gで、多くの人が目標量を上回っているのが現状です。
外食1食あたりの食塩相当量(公式値の例)
- ●
日高屋 中華そば:6.4g(スープを含む)
- ●
丸亀製麺 かけうどん(並):5.7g
- ●
松屋 生姜焼き定食:6.4g
- ●
吉野家 から揚げ定食(並盛):4.4g
- ●
CoCo壱番屋 ポークカレー(ライス300g):3.4g
- ●
松屋 牛めし(並盛):3.0g
- ●
マクドナルド ビッグマック:2.7g
- ●
吉野家 牛丼(並盛):2.5g
数値は2026年10月に編集部が各社の公式資料・公式サイトで確認したものです。メニュー改定で変わることがあります。
汁物の麺類と、みそ汁・漬物の付く定食は、1食で6g前後に達することがあります。男性の目標量7.5gに対して、ラーメン1杯で8割以上を占める計算です。一方で、牛丼やハンバーガーは単品なら2〜3g台と、麺類よりかなり少なめです。
塩分の多くは「スープ」と「汁物」にある
麺類の塩分は、その多くがスープに溶け込んでいます。公式の数値はスープを全部飲んだ場合の値で示されることが多いため、スープを残せばそれだけ実際の摂取量は減ります。定食の場合は、みそ汁・漬物・ソースや醤油などの調味料が積み重なって数値が上がります。
がっつり食べながら塩分を抑える工夫
- 1
麺類のスープは飲み干さない
最も効果が大きいのがこれです。麺と具を楽しんだら、スープは数口で切り上げる。量を食べたい日は、スープを飲む代わりに麺を大盛りにするほうが、塩分を増やさずに満腹感を得られます。
- 2
卓上調味料は味見してから
醤油・ソース・塩・タレは、最初から全体にかけず、ひと口食べてから足りない分だけ使います。定食の揚げ物は、まず何もつけずに食べてみると、意外と下味だけで十分なこともあります。
- 3
汁物を重ねない
ラーメンにみそ汁を付けない、うどんの日はサイドの汁物を頼まない、といったように、1食に汁物を2つ重ねないだけでも違いが出ます。
- 4
野菜・果物でカリウムを取る
野菜や果物に多いカリウムは、ナトリウム(塩分)の排出を助ける働きがあります。定食なら野菜の小鉢、牛丼チェーンならサラダを付けるのがおすすめです(腎臓の病気などで制限がある人は医師の指示に従ってください)。
1食ではなく1日で帳尻を合わせる
ラーメンを食べた日に塩分が目標量を超えるのは、ある程度は仕方のないことです。大事なのは、その前後の食事で調整すること。昼にラーメンを食べたら、夜は汁物を控えめにして野菜の多い食事にする、といった1日単位の帳尻合わせを意識すれば、好きながっつり飯を我慢しすぎずに付き合えます。
Q.スープを半分残すと塩分も半分になりますか?
麺や具にも塩分は含まれるため、ぴったり半分にはなりません。それでも、スープに含まれる分が多いので、残すほど摂取量は確実に減ります。
Q.つけ麺はラーメンより塩分が少ないですか?
つけ汁は濃い味に作られていることが多く、麺をつけて食べる量やスープ割りをどれだけ飲むかで大きく変わります。つけ汁を飲み干さなければ、ラーメンのスープを残すのと同じように減らせます。
Q.高血圧の場合はどうすればいいですか?
高血圧の治療中の人は、1日6g未満が目安とされています。外食の取り入れ方を含め、主治医や管理栄養士に相談してください。
この記事に関連する無料ツール
外食カロリー&PFCを計算する
※本記事はガツガツグルメ編集部が独自に作成した一般的な情報提供を目的とした読み物です。 体調や体質には個人差があります。健康・栄養に関する記述は一般的な目安であり、無理のない範囲でお楽しみください。 ご意見・誤りのご指摘はお問い合わせまでお寄せください。